あなたのぜん息の原因かもしれない好酸球について確認してみませんか?

監修:近畿大学医学部附属病院 病院長 アレルギー学会理事長 東田 有智 先生

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あなたのぜん息の原因かもしれない
好酸球とは?

  • 活性化した好酸球
    活性化した好酸球
  • ぜん息と好酸球の関係は?

    ぜん息患者さんの気道では、生体内に存在する白血球の一種である好酸球が増殖し、活性化しています。活性化した好酸球は気道上皮を傷つける組織傷害タンパク(顆粒)をたくさん放出しており、それによって気道に炎症が起こり、過敏になり、発作が起こりやすくなります。

  • 活性化した好酸球/気道を傷つける顆粒が放出されている様子
    活性化した好酸球
    気道を傷つける顆粒が放出されている様子
  • 気道の好酸球を確認するには?

    通常、気道組織生検など身体に負担がかかる検査が必要ですが、気道の好酸球の一部は、血液中の好酸球が移動したものであるため、血液中の好酸球を確認することで、気道の好酸球を推測することができます。

血液中で好酸球はどれくらいあるの?

  • たとえば体重60kgで血中好酸球300/μLの人の場合→からだ全体の血液中に約13億8千万個

  • 血液の量は体重の約1/13とされ、体重60kgの場合は約4.6ℓです。血中好酸球数が300/μℓだった場合、血液1μℓ(100万分の1ℓ)中に300個好酸球があることを意味するため、からだ全体の血液中では約13億8千万個あることになります。

    生化学辞典(第3版): 東京化学同人. P452, 1999

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